JR西日本社員への嫌がらせや暴力行為が相次いでいる。そこでJR西日本は主要駅に30人程度の警備員を配置しはじめたらしい。
単純に警備単価を15000円/日と考えると、30人×15000円=45万円。もちろん路線の営業は年中無休だから1カ月換算すると45万円×30日=1350万円。主要駅が10カ所あるとすと、それだけの警備員を使うと1億3500万円……一般市民の過激な行動が沈静化するまで4カ月かかるとすると1億3500万円×4カ月=5億4000万円。もちろんこれは原価の話。これでは警備会社がもうからない。ということはこれ以上の金額がJR西日本のサイフから消えていく。
ア○な乗客の安易な行動によって安全運行に必要な経費が消えていく。回りまわってそのツケは運賃の値上げやATS設置の遅れにつながり、最後は乗客に押し付けられる。まさに悪循環。
ここまでJR西日本を悪者扱いする流れを作り出したのはテレビの報道だ。連日のJR西日本攻撃。卑屈になり社員を守れないJR西日本。JR西日本の従業員は3万人、株主は23万人。年間の輸送人員はのべ17億人。
テレビの安易な報道によって17億人+26万人の市民に影響がでる。マスコミはこの数字を考えて報道すべきだ。決して攻撃するなということではない。もちろん攻撃すべきだ。冷静になって論理的に攻撃すべきだ。「社長呼んで来い」とか「ポケットに手を突っ込んで!」みたいな攻撃は必要ない。見ていて気分が悪くなる。
悪者を作り出すのはいい。大企業でも官僚でも悪者扱いすればいい。でも告発によって何が変わったかも伝えて欲しい。そうしないとマスコミは悪者を作り出すだけの単純なシステムに成り下がってしまう。恐怖と不安を人の頭に埋め込むだけの機械だ。そんなの悲しくないですか?