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2006年02月08日

ザ・コーポレーション 早川書房

ザ・コーポレーション
1年以上前に購入していた本だったけど、やっと読了。
現存する企業、GEGMに関していろいろと書かれている。
GEが創業以来、環境汚染で支払った損害賠償金額の長大なリストとか、GMが後部から衝突されると火災が発生する自動車を、なぜ生産しているかといった企業ならではのロジックが淡々と書かれている。

GEが環境汚染にかまわないのは、損害賠償金額より環境を汚染しながら作った製品の売上のほうが圧倒的に多いから。
GMが危険な自動車を販売しているのは、事故による損害賠償のコストが1台あたり2ドルなのに対して、現状の設計を変更するのにかかる費用が1台あたり8ドルだから。
企業は安全よりも数字を優先して運営されているのは厳然たる事実だ。

ライブドア関連の報道で有識者の方々が「社会性を無視した…」とか「企業は社会に対して何ができるか…」とか言ってるけど、建前の意見に過ぎない。企業に社会性とか社会に対する利益還元とかは求めるのは、企業に対して「金を儲けるな!」と言っているのに等しいのだ。

一般市民に対してツケを押し付けることで企業は利益を上げる。日本でナイキやGAPの安い商品が買えるのは、インドや中国で過酷な労働を強いられている一般市民がいるからだ。先進国が今の大量生産・大量消費の資本主義ミレニアムを維持継続できる背景はそれしかない。
国境を越えてツケを押し付けるようになった企業を止められる機関は現存しない。

利権には人が群がり、それを維持しようとする強力な力が働いている。世界はどんな方向に向かっているんだろうか?いったいどうなってしまうんだろうか?ブッシュや小泉だってわかってない。
誰にもわからないに違いない。

2005年11月21日

ディアスポラ グレッグ・イーガン

ディアスポラ
久々にSFを読了した。最近、電車の中では携帯のニュースサイトばかり見ていたけど、このディアスポラは読み始めたら止まらなくなった。以前に読んだサイバーパンク系の小説は、もうちょっと古いかなと思わせるだけの内容だった。
このディアスポラでは、現在の社会が発展していって100年後の近未来、1000年後の遠い未来に人間というものが、どのように変革あるいは進化(といえるかは別として)していくかが明確に語られていく。まあ、作者の想像に過ぎないんだけど、それはハードSFというジャンルだけに、実現されていくであろう科学技術をベースに考えられているので、やはりピンとくる内容。
読み終わった後に思うのは……人間が電子化される(この小説の世界では人間のほとんどは電子化されている)ことでエネルギー問題、途上国の貧困などなど、いろんな問題が解決される。ハードウェアの問題さえクリアされれば、電気があれば人間は生きていける(電子化の状態が生きていればの話だけど)。電子化されることで人間は不死になる。そうなった人間たちは、どんな社会を作っていくんだろう?いろいろな問題から開放された個人はどんな事をしながら生きていくんだろうか?
そういった事象へのグレッグ・イーガンの回答がディアスポラというわけだ。自分が読んだ限りでは、とてもしっくりくる内容。非常に納得できる説得力のある内容だった。

2004年11月14日

表参道 ベルトレで食事

表参道のル・カフェ・ベルトレで食事。
2人で入店して、テリーヌ、サーモンのマリネ、鴨のコンフィ、魚料理。
最後はアイスクリームとコーヒーで閉め。

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2004年10月15日

ダイヤモンドエイジを読了

随分に前に購入済みだったダイヤモンドエイジをやっと読了。
面白くなかったわけではなく、ただ単に533ページもあるから。
長い物語だったけれど、退屈せずに読み終わることができた。

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2004年06月17日

アンシブルが実現!

アーシュラ・K・ル・グウィンという作家の作品にアンシブルという光の速度を超えてコミュニケーションできるハードウェアがでてくる。この記事を読むと光の速度を超えたコミュニケーションが実現しそうですね。
グレッグ・ベアとかスティーブン・バクスターなどのハードSF系作家が思索していた技術が本当に実現しそうです。オースンスコット・カードエンダーシリーズでもアンシブルが出てきたなぁ…。
あーそれまで生きていられるかな?

2004年06月16日

デスノート

遅ればせながら1巻を読みました。人の名前を書くと、その人が死ぬという「デスノート」を手に入れた高校生の話です。デスノートが矛盾しないための説明はウザいですが、自分が正義…自分が神として地上に君臨するなんて、サラっと言ってしまう主人公が潔いですね。何か今まであったネタを今風に描いてるだけなんだけど、すごくよろしいです。あと小畑健って絵がウマ過ぎ!原作と作画が別々だと本当にクオリティが高い!