シリアナ SYRIANA
新宿ミラノ座にてシリアナを観賞。
ジョージ・クルーニーとスティーヴン・ソダーバーグが組んでるからか、他に出ているメンツもクリス・クーパー、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハートと素晴らしい俳優陣が脇を固める。
この出演者に内容はともなっているかというと…自分にとっては非常に興味深かった。そして面白かった。2000年に公開された群像劇トラフィックは結末で決着はつかずともマルく収まった感じだったが、2005年に公開されたシリアナは、最後に非常に虚しい感覚に襲われる。作った人々は、それだけ世界が行き詰まりに向かっている危機感を伝えたかったのだろうか?
2つのアメリカの巨大石油企業の合併を主軸として、中東の小国の石油利権を争うアメリカと中国、それをバックアップするアメリカ政府、地元の石油施設で働くパキスタンの若者。人や企業それぞれの思惑が絡み合い物語は1つの結果を生みだす。
利権には人が群がり、その利権を守る力は利権が大きくなればなるほど強大になっていく。それを止めることは政府にもできない…というよりも政府もそれに加担している。
シリアナに描かれている事がすべて事実とは思わない。でも政府は一般人の人生をブチ壊したり犠牲にすることに躊躇しない。現実の重さを痛感させる映画だった。
コメント
やりましたねぇ~ クルーニー様!これでオスカー助演男優賞!!!めでたしめでたし!
投稿者: Tea Wave | 2006年03月07日 00:37
>Tea Waveさん
ジョージ・クルーニーが助演男優賞をとったんですね。でも助演ってのがひっかかります。じゃあ、シリアナの主演はダレなんだって…トラフィック以上に主要登場人物が多いんでダレが主役なのか脇役なのか不明の映画です。でも面白いです。個人的には。
ジョージ・クルーニー関連の次の作品は、彼自身が監督しているグッドナイト&グッドラックですね。これもゴリゴリの社会派っぽいです。楽しみです。
投稿者: 240ki | 2006年03月07日 14:34