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トラフィック…Traffic

ソダーバーグ監督の「トラフィック」を観た。
BS映画祭で放送されたものを録画してあったんで観てみた。

メキシコの捜査官ベニチオ・デル・トロのパート、
アメリカの麻薬取締局の長官・マイケル・ダグラスのパート、
その捜査対象である麻薬王の妻・キャサリン・ゼタ・ジョーンズのパート、
この3つのストーリーが同時進行していく群像劇。
3人の行動が交差していく様は、見ていてニヤッとさせられる。

音響といい絵作りといい、うまいね。この監督。
先に「オーシャンズイレブン」なんて観たから、「ダメだぁ」と思ったら、
普通にできてんじゃんこの作品は。

手法は違うけど、絵作り…演出や音に関しては「エリンブロコビッチ」と
同じような感じだね。決して映像的には安くない。最後までガンバッタという感じだ。
ちょっと、「エリンブロコビッチ」の評価が自分の中で上がったね。
ジュリア・ロバーツの評価も。やっぱりオネエ役が似合う。ジュリア・ロバーツは。
「オーシャンズイレブン」ではトコトン光ってなかったね。ヒロインなのに…。

劇中でいろんな出来事が起きるんだけど、
最後は振り出しに戻るってな感じ。非常に不満の残るラストだ。
仕事を放棄したマイケル・ダグラスが非常に情けない。けっきょく政府は否定されてるいる気がする。
個人的に動いていたキャサリンやデル・トロが報われる…というか救いがあるエンディングだ。

しかし、まざまざと国の無力さを描かれると、
日ごろから国を否定というか批判していてもなんか気分が悪くなる。
でも、やっぱり「トラフィック」はいい映画だと思う。
まあ、「ファイトクラブ」には負けるけど。

えっ?「ファイトクラブ」と比べるなって?
だって同じ映画ジャン。比べてもいいっしょ。